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転職に有利と聞いて、TOEICを受検しようと思うのですが…。
いいですね。
TOEICで高得点を取れば、転職に成功できますか?
きっと、成功するでしょう。
英語を話せるようにも、なりますよね。
それは、難しいでしょう。
えっ!?
どういうことですか?
TOEICの点数を取るには、英会話とは別の訓練をしなければ ならないから、です。
?
浜田君は、日商簿記2級を持っていて、転職に興味があるんでしたよね?
はい。
今の会社では、何年経っても給料は上がらないし、雑務ばかり押し付けられるので。
業績の良い会社に転職した方が報酬UPは早いですし、
転職活動をする中で、自分に合った仕事を見つけられることも多いですよ。
今は、経営企画部に所属していて、予算策定にも携わっているので、日商簿記2級を取りました。
英語と会計知識のコンビネーションで、転職の選択肢は広がります。
それに、報酬も大きくUPしますよ。
わかりました。
でも、TOEICで高得点を取っても英語を話せないなんて…。
それでは、どのようなパターンがあるのか、順を追って説明していきましょう。
おねがいします!
転職に有利なTOEIC
最初に、結論を言いますね。
転職を有利に進めたいのであれば、まず、TOEICで730点を目指しましょう。
その後、英会話練習をして、実際に英語を話せるようになるという順番がオススメです。
それでは、パターンごとに解説していきます。
730点を目指すなら、KIRIHARA Online Academyがオススメです。
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資格のコンビネーション
資格には、大きく分けて2種類あります。
①独占業務
②独占業務以外
①独占業務は、医師、弁護士または税理士のように、資格がないと、その業務を行うことができない資格です。
医師免許もないのに、他人の診療をしてはなりません。
死人が出ます。
税理士資格を持たずに、他人の税務申告を行って報酬を得てはなりません。
税理士法違反で、罰せられます。
①は、難易度が高く、競争倍率も高い試験をパスしないと得られない資格です。
その代わり、①の資格を取ると、高い報酬が得られます。
②は、①に比べて難易度が低く、合格しやすいものの、①ほどの高い報酬を期待できません。
「な~んだ、簡単に高い報酬を得る方法(資格)はないのか…。」
と、ガッカリするかもしれません。
しかし、比較的簡単な(とても簡単ではない)資格を2つ取ることで、高い報酬を期待できるケースがあります。
その一例が、「簿記」と「英語」です。
簿記にも、全商や日商のように、いくつかの団体が主催している検定があります。
メジャーな団体が主催するものであれば、効力はあるのですが、最も有名なものとして、日本商工会議所が主催する日商簿記検定なら間違いないでしょう。
日商簿記検定の2級があれば、それだけでも、経理・財務・企画関連の転職では、かなり有利に働きます。
細かいことを言えば、資格だけなく、3年以上の実務経験があると、なお良いでしょう。
実務経験の無い方は、簿記資格を取りつつ、目安として3年くらいは経理・財務・企画等の部署に在籍し続けましょう。
浜田君は、既に、日商2級を持っていて、経営企画部での十分な経験があるので、
企画関連に限らず、経理・財務も視野に入れて、転職活動を有利に進められます。
しかし、ここにTOEIC730点を加えると、更に条件のよい転職先を選べます。
今から2~3年で、司法試験に合格して弁護士になることは無理でも、日商2級とTOEIC730点であれば、努力次第で十分可能です。
資格を複数狙う場合は、何を選ぶかが重要です。
先の「簿記」と「英語」のように相性のよいものを選ぶことが重要です。
よくある間違いが「英語」と「ロシア語」のような語学コレクターへの道です。
バイリンガルならぬ、トリリンガルや、多言語話者に憧れる気持ちは分かります。
しかし、「転職に成功する」という観点からは、間違いです。
趣味として、複数言語を学ぶことを否定しているわけではないので、そこは、ご了承ください。
ひとつの言語を習得するだけでも、多大な時間と労力を掛けねばなりません。
その貴重な時間を他の専門分野の知識習得と実務経験に振り分けた方が、仕事に関しては効果が出やすいのです。
英語と言う世界共通言語で、経理業務を行うことができれば、海外の経理スタッフと円滑に仕事を進めることができます。
英語とロシア語に精通した日本人ができる仕事は…?
ロシア語を学ぶ膨大な時間を「会計」であったり、「貿易実務」のような英語と相性のよい専門知識の習得に費やした方が、転職には効果があります。
英会話より先にTOEICであるべき理由 ~TOEIC730を目指そう~
ここでの目的は、転職活動を有利に進めることです。
つまり、「英語を話せるようになる」ではなく、「好条件の会社へ転職する」です。
大抵の会社では、英語面接をできるレベルの面接官がいません。
そこで、多くの会社では、実務で英語を使えるか否かを判定する測定尺度としてTOEICのスコアを用いています。
730点なら、高得点の入り口。
800点台なら、英語ペラペラ。
900点台なら、ネイティブ並み。
と、企業の採用担当者は考えています。
実際には、800点台で十分に英語を話せる人は、「稀」ですが、面接官は、TOEIC受検生の実情を知らないのです。
逆に、500点台でも、十分にビジネスレベルのコミュニケーション能力がある方も居られます。
それは、英語を話す訓練をした方です。
TOEICの高得点を取る訓練をしても、英語を話す練習を微塵もしなければ、英語を話せるようにはなりませんし、
逆に、英語を話す訓練をしても、TOEIC用の練習をしないと、TOEICのハイスコアは狙えません。
しかし、その事実は、一般には知られておらず、転職活動を有利に進めるためには、英語を話す必要はなく、
TOEICのハイスコアを履歴書と共に提出すれば十分です。
海外子会社のある会社の経理部や経営企画部であれば、簿記2級とTOEIC730点を証明できる書類を提出すれば、
他の候補者に比べて、採用確率が高いばかりか、高報酬も狙えるでしょう。
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英会話は実務経験の中で。
では、いつ英語を話せるようになるのか?
という疑問が沸くでしょう。
英語を話せるようになるには、英語を話す訓練をするしかありません。
近道はなく、毎日、地道に、英語を話すしかありません。
毎日毎日、地道にコツコツと英会話練習をした結果、英語を話せるようになります。
が、ひとりでコツコツ地道に続けることは、至難の業です。
そこで。
手っ取り早い方法は、毎日、業務で英語を使うことです。
これなら、帰宅後、毎日、机に向かって「お勉強」する必要はなく、日中の業務時間内に、強制的に英語を話す状況になるので、
否が応でも話せるようになります。
こうした恵まれた環境で働くには、英語ができる証明をしなければなりません。
そのパスポートに当たるのが、TOEICのハイスコア(730点以上)です。
TOEICのハイスコアがなければ、こうした英語を話す訓練を業務中に行える、恵まれた環境に身を置くことができません。
なので、まずは、TOEICで高得点を取りましょう!と言ったのです。
業務以外での英会話上達法
今は、業務で英語を話さずとも、オンライン英会話で代替することが可能です。
しかし、これは 強制ではないので、自ら強い意志を持って、毎日、自発的にレッスンを受けなければなりません。
それができる人は、TOEICなど受けずに、さっさと英語を話せるようになって、転職時には、
「TOEICは受けたことがありませんが、英語での意思疎通には問題がないので、是非、英語面接をしてください。」
と言う方法もあります…、が。
それで、英語面接できる面接官がいない会社が多いので、間に、TOEICを噛ませる必要があるのです。
会社のレベルが高く、英語面接をできる人材がいるのであれば、自ずと好業績企業の可能性があります。
転職先として、望ましいレベルの会社と言えるでしょう。
ともあれ、英語面接をしてもらって英語力を確認できれば、TOEICなど不要です。
ある意味、TOEIC受検のような回り道をせず、英語を話せるようになる最短距離を行くことになるため、効率的です。
ただし、私が英会話講師をしてきた中で、これができる人は、本当に少ない。
独力でコツコツと地道に続けることが難しいためです。
とはいえ、このようにTOEICを受検せずに、英語を話せるようになるパターンもあります。
そのためのメソッドやコツを別の記事に上げているので、興味のある方は、そちらも参考にしてみてください。
英語を話せるようになる方法
先にも触れたように、英語を話せるようになるには、「話す」訓練をするしかありません。
そのためには、英語を使う部署に異動になるか、英語を使う会社に転職することが効果的です。
そのためのパスポート的な役割を果たすのが、TOEICです。
TOEICで730点をクリアして、英語を使う環境に身を置きましょう。
英会話講師をしていると、よくこんな質問を受けます。
「どうしたら、英語を話せるようになりますか?」
「英語を話すコツを教えてください。」
正直、コツ(近道)はなく、地道に練習するしかないのです。
非常につまらない回答で、申し訳ないのですが、これが真実なのです。
ダイエットと英語を話すコツの共通点
キックボクシングのインストラクターをしていた時に、
よく、ダイエットのコツは何ですか?と訊かれました。
これも、つまらない回答で申し訳ないのですが、
「食べる量以上に、運動(消費)する」だけです。
たくさん食べてもいいのです。
その分、消費してしまえば、脂肪として蓄積しませんから。
何事も、真理はシンプルでつまらないものです。
派手なモノでも、それ自体がたのしいモノでもなく、コツコツと地味に積み上げるだけです。
英語も。
ダイエットも。
達成できる人の共通点
今まで、英語でもキックボクシングでも、指導をしてきて、達成できる人は、
素直な人たちばかりでした。
言われたことを、ひたすら地道に繰り返すことのできるひとだけが、
当初の目的を達成しています。
毎日、隙間時間で英会話をする人は、その時間が毎日1時間なのか、5時間なのかで、差はあるものの、
皆、最終的には英語を話せるようになりました。
食べた量以上にカロリーを消費すべく、週3~4回ジムで練習していた人は、ダイエットに成功するだけでなく、
格闘技の技術も向上していました。
地道にコツコツ積み上げる。
それだけ、なのです。
嘘の情報に踊らされる「かもねぎ」君
そんな中、楽して、簡単にコツを伝授します。
といった魅惑的な言葉に騙されて、健康を害したり、お金を失ったりする人が多いのも事実です。
「コツを教えてもらって、楽して達成(成功)したい」という思いを持つと、
詐欺師たちからすれば、絶好の「かもねぎ」君です。
楽して達成できるホンモノなど、ないのです。
楽して達成できるものは、ニセモノです。
それを知っていれば、詐欺に引っ掛かる「かもねぎ」君になることはないでしょう。
地味に地道にコツコツと
ひとりでコツコツと英語の勉強を続けていくのは、辛いかもしれません。
それができる人は、そのまま走り続けてください。
伴走者として一緒に走りながら、正しい方向を示してくれて、かつ、わからないところを教えてくれる。
そんな人がいたら、簡単ではないけれど、最短距離でTOEIC730を達成できます。
そのためには、日本人講師のTOEIC専門家の集中講座を受講することが、効果的ですので、
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受講料もリーズナブルで、コストパフォーマンスが非常に良い講座だと思います。
無料体験レッスンがありますので、まずは、覗いてみて、自分に合うかどうか、確認してみることをお勧めします。
転職で新たな人生のスタートを切るためにも、まずは、TOEICの730点をクリアしてしまいましょう。
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まとめ
①TOEICで730点をクリアする。
②転職する or 国際部へ異動する。
③転職(or異動)先で、毎日英語を使うことで、英語を話せるようになる。
上述の3ステップを踏むのが王道です。
まずは、TOEICで730点をクリアしましょう。
別の道筋として、最初からオンライン英会話を使い倒して英語を話せるようになってしまい、英語面接可能な本格的な外資系企業などに転職して高い報酬を得るという方法もありますが、多少、難易度は上がります。
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