こんにちは!
英会話講師のTravis(トラヴィス)です。
2021年も折り返し地点を過ぎました。
新年の抱負(New Year(‘s) resolution)について、進捗状況はいかがでしょうか?
新年の抱負
オンライン英会話で、1月にフリートークを受講した際、定番の話題として、New Year resolutionを尋ねられます。
“What is your New Year resolution?”
(新年の抱負は何?)
と、色々な講師から、繰り返し訊かれます。
オンライン英会話を始めた ばかりの生徒さんなら、
“I’d like to talk in English quite well in this year.”
(今年は、英語で そこそこ話せるようになりたいんだよね。)
などと、回答しているでしょう。
多くの日本人を苦しめてきた「英会話」という呪縛…。
しかし、英語を話せない主原因は、英語を学んできた本人ではなく、日本の英語教育にあります。
その証拠に、周囲を見渡しても、満足に英語を話せる人は、誰もいない。
中学・高校・大学と10年間も英語を学んできたのに…。
有名大学出身者であろうが、有名商社に勤めていようが、大抵の人は話せません。
英語を話せる人たちは、そのための訓練を学校英語とは別に行ってきたのです。
20年前は、多額のコストと多くの時間を割いて、留学するなどの方法をとることが一般的でしたが、今は、安価なオンライン英会話で、完結します。
近年、流行りのワーキングホリデーも、1年間という時間を費やして、どれだけの効果があるかは、ひと それぞれ。
それに比べて、オンライン英会話であれば、日本での生活を続けながら、リスクなく英会話力の向上を図ることができます。
但し、それぞれの学校には、特色があり、その人に合うかどうかは、試してみなければわかりません。
1年の折り返し地点を過ぎたところで、一度、振り返ってみましょう。
1月時点に比べて、半年経過した現在、明らかに英会話力が上がっていれば、半年間の努力は正しかったと言えるでしょう。
問題は、さして、英会話力が向上していない場合です。
原因は、以下の2つのどちらかが考えられます。
1つ目は、自分の努力が間違っていたケースです。
2つ目は、英会話学校が合わなかったケースです。
以下、順番に見ていきましょう。
自分の努力が間違っていたケース
英会話は、英作文と異なり、瞬発力が要求されます。
思ったことを、そのまま英語で発声しなければなりません。
これには、相当量の練習が必要になります。
「話す」「話す」「話す」ときどき「聞く」
これを毎日、何時間もこなしましたか?
毎日、25分間の英会話レッスンを取って、半分くらいは「話す」状態だったよ。
…全然、足りません。
1日24時間のうち、12分話したところで、全く、足りない。
「洋楽を聴いて、一緒に歌ったよ。」
これは、「話す」に近く、歌詞を覚えてしまうことは、そのまま英会話に使えるフレーズであれば、効果的です。
ただし、歌詞の場合、変な表現が含まれているため、こればかりでは、困ります。
“Oh!Darling.” を使う場面は、かなり限られるでしょう。
「洋画を観たよ。」という方もおられるでしょう。
役に立ちません。
ネイティブ表現は、かなり難易度が高く、知らない表現や、知っていても、リンキング・サウンドのオンパレードで、ビギナーには、聞き取れない筈(はず)です。
わからない英語を、無闇に聞き流したところで、何万年経ってもヒアリング能力は向上しません。
努力の量が足りない。もしくは、努力のベクトルが間違っている。
このどちらかのケースが考えられます。
英会話学校が合わなかったケース
人それぞれ に、相性というものがあります。
相当の時間を費やす必要があるため、「オンライン英会話が辛い!」という状態はマズいのです。
「毎日、講師と話すのが楽しくて仕方ない!」という状態を作り出したいのです。
苦行は、長くは続きません。
英会話は、長い時間練習する必要があります。
これが、苦行であれば、英語を話せるようになる前に、撤退してしまうでしょう。
実際、オンライン英会話を始めた方の多くが、3ヶ月以内に撤退します。
半年続けば、長い方なのです。
2021年1月に開始して、7月現在まで続いている方は、有望です。
以下に「初心者にお薦めのオンライン英会話スクール 4選!」を掲げます。
あまり 多くても、目移りしてしまうため、4校に絞りました。
有名なジャムの法則を紹介します。
ジャムの試食コーナーに24種類のジャムを用意したところ、試食した人のうち3%が購入しました。
その一方、6種類のジャムを用意したところ、試食した人のうち30%が購入しました。
選択肢が多すぎると、迷ってしまい、選べなくなってしまうと考えられます。
人は、生きていく上で、毎日 何度も「判断」します。
この判断業務は、実は、かなりのストレスになります。
自ら、意思決定(decision making)する場合、良い判断ができるのは、選択肢を絞った場合です。
24種類のジャムを目の前にした消費者は、選ぶことを諦め「買わない」という意思決定に落ち着きます。
この場合は、24種類の中から、選択するという「判断」ではなく、買うか、買わないかという2択になるため、ストレスが軽減されるのです。
24種類 > 2択
そこで、今回は、厳選した4校を挙げますので、この中から、ご自分に合ったものを見つけてみてはいかがでしょうか。
DMM英会話
正に、王道。
「王道に、失敗無し」です。
価格・講師品質・教材と全てにおいて、高次元でバランスしています。
概して、オンライン英会話は低価格ですが、DMM英会話(以下、DMM)も、その低価格ラインを守りながら、プラス・オプション料金制を取っています。
一番安価なプランは、月額\6,480と他社とも横並びです。これで、毎日1レッスン(25分)を予約できます。
DMMは、24時間365日レッスン受講可能ですので、多忙であっても、レッスン受講可能でしょう。
毎日1レッスン(25分)¥ 6,480
毎日2レッスン(50分)¥10,780
毎日3レッスン(75分)¥15,180
これに、プラス・ネイティブ講師で、以下の月額になります。
毎日1レッスン(25分)¥15,800
毎日2レッスン(50分)¥31,200
毎日3レッスン(75分)¥45,100
最初は、プラス・ネイティブ講師プランは不要でしょう。
まずは、毎日1レッスンから始めてみて、英語学習の習慣付けをすることが大切です。
そして、毎日2レッスン以上、頑張れそうなら、次に紹介するネイティブキャンプ(以下、NC)へ移行する方が、コスト・パフォーマンスがよいと考えます。
ネイティブ講師は、NCにもいますし、予約無しでも、受講可能ですから。
ネイティブキャンプ(NC:Native Camp)
正に、覇道。
「正直、かなり無茶」をしています。
低価格 過ぎます。
その歪(ひずみ)は、講師に向かいます。
ユーザーは、これを上手に利用して、恩恵を受けない手はないでしょう。
月額¥6,480という部分は、前述のDMMと同一ですが、レッスン数が、無制限となっている上に、予約不要です。
英会話をマスターするには、相当量の会話/発話をする必要があります。
日本語で考えた文章を、頭の中で英訳して話していては、とても 間に合いません。
卓球のラリーのように、小気味よく、ポンポンと打ち返す反射神経を養わねばならず、英作文のように、英文を書きだして吟味している暇などありません。
最初は、テニスのラリー程度の長いストロークでもいいので、ゆったりと構えて、相手のいる場所に向けて、正確に打ち返す練習をします。
徐々に、距離を詰めていき、最後はボレーの応酬でも、25分間 続くくらいに訓練してください。
これを、行うには、DMMの毎日1レッスンでは、何年かかるか不明です。
DMMで実力をつけて話せるようになる生徒さんは、その1レッスンの後に、復習をしています。いわば、英語学習を淡々と続ける王道であり、これができるのであれば、毎日1レッスンでも大丈夫です。
しかし、復習は最低限にして、次のレッスンで、前のレッスンの復習をしてしまうくらいの方が、ただ、会話をするだけで済むため、勉強している感がなく、気楽に続けられます。
ネイティブキャンプ(以下、NC)なら、それが できます。
お気に入りの講師を見付けたら、連続で何コマでも取って、前回の続きから、また、話し始めるのです。
時折、ネイティブ講師のクラスが空いたら、取ってみましょう。
国にも依りますが、米国アクセントや英国アクセントが、聞き取り難いと感じるはずです。
それは、それ。
ヒアリングが苦手だと、認識しておくだけで結構です。
2つ以上の問題を、一度に解決しようとすると、迷路にはまります。
まずは、話せるようになることが先決です。
また、ネイティブ講師のアクセントは国ごとに異なるため、米国アクセントに慣れることができても、英国アクセントでは、苦戦します。
どの国のアクセントに重きを置くかといった戦略も重要です。
個人的には、20世紀以降、世界経済の覇者となり、影響力の強い米国アクセントに慣れておくことをお薦めしています。
英国が、かつての影響力を持つことは、もはや ないでしょうから。
米国アクセントが、日本語で言うところの、「東京弁(標準語)」です。
英国アクセントを勧めるということは、日本に来た留学生に、わざわざ千年前の首都である京都の言葉「京都弁」を習うことを勧めるようなものです。
ともあれ、まずは、英会話に慣れましょう。
アクセントは、その後の課題です。
英会話練習に絞ることで、割高なネイティブ講師を予約する必要もないため、各国の取りやすい講師を「今すぐレッスン」で、受講していけばいいのです。
ネイティブ講師も「今すぐレッスン」で受講することは可能ですが、競争倍率が高いので、「運」に左右されてしまいます。
最初は、ネイティブ講師にこだわる必要はないので、問題ありません。
毎日、コンスタントに練習を続けることで、英会話を趣味のように楽しめるようになると同時に、話すことが簡単になっていきます。
この趣味のようにしてしまうところが重要です。
学校英語のような勉強は、苦行に近い部分がありますが、この英会話というものは、友達とたのしくお茶しながら話しているようなものなので、苦になりません。
英会話のマスターには、相当量の「話す」時間を取る必要がありますが、安心してください。
苦痛を伴わない、趣味のような感覚で、自然に続くものですから。
まずは、1週間無料お試しから。
Bizmates(ビズメイツ)
ビジネス特化型英会話コーチングならBizmates coaching!ビギナーでも、コース選択によっては、最初からBizmatesでも可能ですが、多少苦労するかもしれません。無料のお試しレッスンを受けてみる価値はあります。
さて、ここからは、中・上級者 向けです。
もう、英会話はできる。
外国人とのやり取りにも、困らない。
1時間くらい、ダラダラと話し続けることなど、造作もない。
となると、次に、何を目指すのか、という目標により、勧めるスクールが異なります。
ここでは、英語を使って、未来を切り拓く転職やビジネスの幅を広げる場合のお薦めスクールとして、HikaさんのBizmatesを挙げます。
価格だけを見ると、他のオンライン英会話スクールより、割高感があるでしょう。
しかし、これは、内容を体験してみると、割安です。
毎日25分プラン¥13,200
毎日50分プラン¥19,800
ネイティブ講師でもないのに、月額で、この金額は高く感じるかもしれません。
しかし、講師の質を考えれば、これ以上安価な設定は不可能です。
ファイナンス、マーケティング、IT等のビジネス知識を有する講師に専門用語(Technical terminology)を交えて、専門的な内容の講義を要求するのですから、他のスクールのように、主婦や学生のバイトというわけにはいかず、専門家を雇用する必要があります。
さすがに、米国の有名大学院レベルには、程遠いのですが、HBS(ハーバード・ビジネス・スクール)レベルの受講生もいない世界ですので、オンライン英会話スクールとしては十分です。
既に、英会話をマスターしている前提ですので、1日25分で十分と言えます。
単に「英語を話せるようになる」という訓練とは異なり、ダラダラと何時間もレッスンを受けることは非効率であり、ここまで来ると、英語学習というより、専門知識を英語で学ぶという段階ですので、予復習は大前提になります。
Cambly(キャンブリー)
ビギナーでも、最初からネイティブと話したいというのであれば、ココでしょう。
「ネイティブ表現に精通したい」という方にお薦めしているのが、Camblyです。
Camblyには、非ネイティブ講師も在籍していますが、ネイティブ講師の在籍比率が高く、受講生が講師のプロフィールを見て選ぶことができるため、興味のある国・地域の英語を学びやすくなっています。価格設定は少々複雑ですが、例として、以下のような組み合わせが可能です。
【1ヶ月毎更新で週3日コース】
毎日15分¥8,790
毎日30分¥14,390
毎日60分¥26,390
【1ヶ月毎更新で週7日コース】
毎日15分¥14,990
毎日30分¥28,990
毎日60分¥56,490
【3ヶ月毎更新で週3日コース】
毎日15分¥12,741
毎日30分¥24,641
毎日60分¥56,490
この他にも、12ヶ月更新による割引制度がありますし、週1,3,5,7日の組合せの中から選べます。
基本的に、3ヶ月更新で15%割引、12ヶ月更新で35%割引となります。
この価格帯ですと、ただ単に、英会話ができるようになりたいという初心者には、割高です。
ネイティブ発音やネイティブ表現に興味のある中級者以上の方にお薦めしています。
中級者以上になってくると、伸び悩みを感じるとともに、目標を見失いがちです。
そういった相談を受けることも多く、どうやって、モチベーションを保っていくかについて悩んでいる生徒さんを多く見てきました。
そうした生徒さんの場合、可能であれば、思い切って生活環境や学習環境を変えることを提案しています。
転職や引越といった生活環境を変えることは無理でも、オンライン英会話スクールを変えるといった学習環境の変更であれば、比較的簡単にできます。
合わなければ、また、元のオンライン英会話スクールに戻ればよいだけですから。
格安オンライン英会話スクールで、行き詰まりを感じている方には、目的に応じて、BizmatesやCamblyをお薦めしています。
上級者であれば、ELTがいいでしょう。
NC(Native Camp)なら、1週間無料体験
DMM英会話なら、2回無料体験
ビジネス英語なら、Bizメイト
ネイティブ講師なら、Cambly
カラン・レッスンなら、QQイングリッシュ
外資系転職なら、en world
管理職の転職なら、MS-JAPAN
広範囲な転職情報を網羅するDODA
プログラミング習得ならCode Camp
コメント
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