Callan Method|カラン・メソッド

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カラン・メソッドをSTAGE12までコンプリートしました。

そこで、実際にカラン・メソッドを受講してみて分かったメリット/デメリットについて記します。

カラン・ステージ12 修了証

カラン・メソッドとは、イギリス人英語教師のロビン・カラン氏が発案した英語学習方法です。

簡単に言えば、講師の言う英文を真似するシャドーイングのような感じです。

厳密には、シャドーイングとは、かなり違うのですが、生徒側としてはザックリそんな理解でいいでしょう。

カラン・メソッドには、通常のカランのほかに、ビジネス表現を扱うビジネス・カランと子供向けのキッズ・カランがあります。これらと区別するために通常のカランをノーマル・カランと呼ぶことがあります。

ネイティブキャンプに入会した6年前にビジネス・カランを受講したくて、ネイティブキャンプ事務局に何度もビジネス・カランの導入をリクエストしていました。

その甲斐あって、ノーマル・カランをSTAGE7まで終えたところで、ネイティブキャンプにビジネス・カランが導入され、すぐに移籍しました。カラン事務局はノーマル・カランのSTAGE8まで終えてから、ビジネス・カランに移籍することを推奨していますが、英語力およびビジネス経験が十分であれば、STAGE8修了にこだわる必要はありません。むしろ、目的に合わせて、速やかに教材変更することが効率的です。

数ヶ月かけてビジネス・カランを終えてから、数年後に復習を兼ねて、もう一周させました。したがって、ビジネス・カランは2回修了しています。

Bisiness Callan修了証

カラン・メソッドとは

まず、カラン・レッスンの様子をご覧ください。

【オンライン英会話】4倍速で英語を習得!「カランメソッド」ってなに?
Callan methodの説明

カラン・メソッドは、シャドーイングのように一瞬遅れて英語を話す作業を繰り返します。しかし、オーディオではなく、カラン・メソッドに習熟したカラン講師が音読する英文を耳で聞くだけで、テキスト的なものを見ることなく行います。いわゆる耳コピです。

その際、コントラクション(短縮形;contraction)を基本とし、口語英語に集中します。

例えば、

He would like to go there. (彼は、そこに行きたい。)

であれば、

He’d like to go there.

のように、wouldを’d のように省略して言うのです(短縮形)。

ヒー・ウドゥ (He would) => ヒードゥ (He’d)

これは、実際の英語話者が、このように言うためです。

実際の英会話で、多くの日本人が聞き取りをうまくできない原因のひとつに、このコントラクションに慣れていないことが挙げられます。

自分で言うことで、自分の中にそうした表現をストックしていき、相手の言っていることを理解する基礎づくりをします。

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カラン・メソッドのメリット

カラン・メソッドのメリットとして、以下の5つが挙げられます。

  1. 徹底した話す訓練
  2. 英語脳の育成
  3. 発音矯正
  4. 英語の文法用語習得
  5. 英語でビジネス英語修得
  6. メンタル・ブロックの解除

話す訓練

まず、カラン・メソッドを行うことで、徹底的に話す訓練を行うことができます。

話す訓練をしなければ、英語を話すことはできません。

日本人の多くは、中学・高校と計6年間も英語を学習してきた結果、英語を話せません。

大学の4年間をプラスして、合計10年間 英語学習をしても同様です。

つまり、学校英語の延長線上に英語を話せる世界はないのです。

これは、学校英語で話す訓練をしていないことが一因です。

英語の授業を1時間受講したとして、その中で、自分が英語を話している時間がどれだけあったでしょうか?

多くの授業で、ゼロもしくは、ほぼゼロではないでしょうか。

英語教師(講師)の日本語での説明をいくら熱心に聴講しても、話す練習をしなければ、英語を話せるようにはなりません。

バイクやクルマの運転では、練習量をマイルに例えて練習不足の状態を「マイルが足りない」と言うことがありますが、正に、マイルが足りない状態が、これにあたります。

サーキットを走行していて、タイヤの接地感覚を理解しながら、マシンを止めたり、曲げたり、加速させたりするのですが、サーキットでの走行経験・走行距離(マイル)が足りないと、アタマで理屈を理解していても、タイヤの接地状態を瞬時に判断してマシン・コントロールできないのです。

アタマで理解するだけでは不十分で、身体に沁み込ませなければならない部分です。

四輪であれば、ジムカーナ場のような安全な場所でスピンしまくることで、タイヤが滑る直前の一番グリップする状態を覚えるしかありません。

英会話でも、クルマでいうスピンのような間違いを多く体験しながら、正しく言えるようになるまで、何度でも反復練習するしかないのです。

99%の一般人は、集中して多く話すことで、着実に英会話が上達します。

わたしは、一般人の代表なので、マイルなど稼がずに上手に運転もできませんし、英語を話す練習をせずに英語を話せるようにもなりませんでした。

逆に言えば、マイルを稼ぐことでJAF戦優勝できましたし、ビジネス・レベルの英語を話せるようになりました。

マイルを稼ぐことは、大変ですが、再現性が高く、誰でも実行さえすれば、達成できます。

特殊技術は必要ありません。

JAF戦優勝

英語脳の育成

次に、いわゆる英語脳の育成が期待できます。

英語を話すようになると、英語で考えながら、そのまま発話できるようになります。

そうなれば、しめたもの。

いちいち、日本語で考えて、アタマの中で英訳する必要がないので、タイムラグがなくなります。

英文法を日本語で習うことも大切です。

しかし、いくら理屈を理解しても、英会話では相手とのやり取りが優先されるため、頭の中で正しく英訳している暇はありません。

英語の本来あるべき語順で、思い付いた順に話していくと、結果として文法的にも正しい文になっているという状態になります。

カラン・メソッドでは、講師の質問に対し、速やかに回答していくのですが、自然に英語本来の語順で答え易いように、工夫されているのです。

同じ表現の質問に対し、何度もパターン化されたフル・センテンスの回答を繰り返すうちに、その構文が身体に沁み込みます。すると、その文の中にある名詞や形容詞などを部分的に入れ替えることで無数の表現ができるようになります。

そうしているうちに、英語本来のパターンで言葉が、そして文が思い浮かぶようになってきます。

そうなれば、しめたもの。

後は、ひたすら、反復練習するのみ。

発音矯正

また、カラン・メソッドでは、正しい発音になるまで、何度でも言い直しをします。

日本人の苦手なRの発音やthの発音など、徹底的に矯正(きょうせい)されます。

母音についても、同様です。

そもそも、日本語には、Rやthの発音はありませんし、母音もアイウエオの5つしかありません。

英語の母音には、少なく見積もっても、6つの短母音と10個の二重母音、そして曖昧母音(シュワ・サウンド)と17種類もあります。

これに、三重母音などを加えることもありますし、発音区分の仕方によっては、もっと増えます。

これらの母音の区別は非常に難しいと同時に、重要です。

正しく発音できないと、通じませんし、正しく発音できない音は、聞き取ることも困難です。

意外に思うかもしれませんが、自分で発音できる音しか、正確に聞き取れないのです。

日本人の苦手なRとLの違いについて、日本語のラリルレロは、比較的英語のLの発音に近いため、日本人が日本語訛りでRの発音をしても、英米人には、Lの音として認識されてしまい、通じません。

また、英米人が発音する母音の相違を、多くの日本人は再現できない結果、聴き分けられません。

カラン・メソッドの中で、徹底的な発音矯正をすることで、この問題が解決されます。

但し、イギリス発音で矯正されてしまいますが…。

イギリス発音については、後述します。

英語での文法用語の習得

更に、カラン・メソッドでは、STAGE6あたりから、かなりの文法説明を英語で行うようになります。

日本語で英文法を学んできた日本人にとって、英文法説明を英語で行うことのメリットとは何でしょうか?

それは、英語しか話せない英会話講師に文法説明を求めるスキルが身に付くというものです。

多くのオンライン英会話スクールの講師は、日本語を話せません。

挨拶プラス・アルファ程度の日本語であれば、ほとんどの英会話講師でも可能ですが、文構造の詳細説明を日本語でできるのは、日本人バイリンガル講師の専売特許です。

しかし、日本人講師を揃えたオンライン英会話スクールは高額になります。

そうであれば、自分自身が英語で英文法について質問し、かつ英語説明を理解できるようになってしまえばいいのです。

英語を学んでいく中で、文法に限らず、英単語や専門用語・表現など、知らないことは無限に出てきます。

日本人であっても、日本語で知らないことが多いことを考えれば当然でしょう。

知らないものに出会ったら、尋ねればいいのです。

それは、英語でも同じです。

英語でのビジネス英語修得

ビジネス・カランに限れば、最初からビジネス・シーンで役立つ表現が出てきます。

むしろ、ビジネスに関連のない表現は出てきません。

英語の利用目的がビジネス利用なら、最初からビジネス・カランを受講することが有効です。

無駄に遠回りをする必要などありません。

必要なビジネス表現を、最初から英語で学んでしまいましょう。

目的を決めたら、最短距離で、その目標に到達することを目指す方が効率的です。

但し、ある程度の英語知識は必要です。

ビジネス・カランの受講には、英検準1級もしくはTOEIC800点くらいのレベルがあれば十分でしょう。

とはいっても、英検やTOEICなどは、あくまで目安に過ぎず、それ以下であっても、実際にビジネス・シーンで英語を使っている方であれば、問題なく着いていけるでしょう。

反対に、小学生が英検準1級やTOEIC800点を取得していても難しいでしょう。

このあたりは、個人差があります。

分量が少ないので、サッと一巡させてしまうといいかもしれません。

わたしは、2巡させましたが、2巡目は1ヶ月もかかりませんでした。

メンタル・ブロックの解除

英語を話す上で、「間違えたら、恥ずかしい」といったメンタル・ブロックを無意識に持っている方が多いように感じます。

間違えることへの「恐怖」とでもいいましょうか。

しかし、今、英語を話せる人たちも、最初は、皆、間違えまくりました。

徐々に、修正していった結果、今、英語を話せるのです。

日本人が日本語を話す過程でも、2歳や3歳の頃は、間違った日本語を話します。

段々と、日本語を流ちょうに話せるようになっていきますが、それでも、小学生の日本語は子供っぽい表現や間違った表現が多いですし、中学生くらいまでは、とてもビジネスで使えるレベルではないでしょう。

英語を第二言語として学ぶビジネス・パーソンの場合、日本語レベルでは、既にビジネス・レベルに到達していて、英語でも、そうした表現ができるように練習するので、多少の違いはありますが、間違える量は多くて当たり前です。

しかしながら、カラン・メソッドでは、カラン講師が先導してくれるので、間違えることなく、フル・センテンスで英語を言う練習ができます。

カラン・レッスンで、強制的に話し続ける状態を作り出します。

そうして話し続けるうちに、正しい英語を話せるようになっていき、いつしか英語を話すことへの「恐怖」が取り除かれていきます。

そして、徐々に話せるようになっていく過程で「恐怖」は、「自信」へと変わっていくでしょう。

カラン・メソッドのデメリット

メリットとデメリットとを勘案し総合的に判断すれば、圧倒的に実践した方がよいカラン・メソッドですが、念のため、考え得るデメリットを列挙してみます。

カラン・メソッドのデメリットとして、以下の4つが考えられます。

  1. 復習時間の確保
  2. 講師の質に依存
  3. レッスン中に講師への質問禁止
  4. イギリス英語

復習時間の確保

カラン・レッスンは、受けっ放しでは効果半減です。

予習は不要ですが、復習は必須です。

カラン・レッスン中に習った表現は、ほぼ暗唱できるようにしましょう。

次から次へと新たな表現が出てくるので、全てを覚えていることは不可能ですが、一度は、暗記するレベルまで自分の身体に沁み込ませましょう。

ここが、頑張りどころであり、簡単ではない部分です。

カラン・レッスンをSTAGE12までコンプリートしても、話せない人はいます。

その場合、復習が不十分なケースがほとんどです。

講師の質に依存

カラン講師の質については、かなり分散が大きいです。

つまり、上手な講師と下手な講師の振れ幅が大きいのです。

上手なカラン講師を見つけて、短期集中で練習することが効果的です。

但し、上手なカラン講師は人気が高く、レッスン予約を取ることが簡単ではありません。

その場合の対策として、自分と相性の良い優れたカラン講師を多く見つけておくことが有効です。

10人いれば、誰かの空きクラスがあるでしょう。

講師への質問禁止

カラン・メソッドでは、レッスン中に、講師への質問が禁止されています。

したがって、その場で分からない表現や単語があっても、講師に尋ねることができません。

これについての対策は、あらかじめメモ帳などを立ち上げておき、簡単にメモを取っておいて、後で、自分で調べたり、他の講師に尋ねたりすることが有効です。

イギリス英語

カラン・メソッドは、表現・発音ともにイギリス英語です。

イギリス英語を学びたい方には最適な一方で、アメリカ英語を学びたい場合には使えない表現を学ぶことになります。

アメリカ英語やイギリス英語にこだわりがなく、何でも幅広く学びたい方には、いいでしょう。

但し、日本の英語教育は、大学入試まで基本的にアメリカ英語で行われます。せっかくイギリス表現を習っても、試験で役立たない場面が出てきます。

また、政治・経済の中心が米国であることから、アメリカ英語寄りの英語が世界標準になってきています。こうした観点からも、イギリスに子会社や取引先がある場合を除き、実践的ではない場合があります。

とはいえ、第二言語として英語を使用する以上、そこまでナーバスになることもないでしょう。

カラン・メソッドは、英会話を習得する上で、優れたメソッドと言って間違いありません。

QQイングリッシュやネイティブキャンプでは、カラン・メソッドを受講できます。

まずは、無料お試しレッスンから始めてみては、いかがでしょうか。

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コメント

  1. solomon smart より:

    this is so interesting and wonderful article, i really learn again from this article thanks Mr Travis keep it up sir!

  2. Rishu より:

    Callan Method is really effective for intermediate learners to reach to an advanced stage of learning. The information in the article will help students who haven’t come across this method of learning.

  3. Prie より:

    Wow this is very inspiring. I hope to see more like this 🙂

  4. Lang より:

    This serves as an eye opener for students who are interested in learning Callan. Thank you, Mr. Travis!

  5. solomon smart より:

    great article this will help a lot of people taking Callan thanks to you Mr travis keep it up

  6. Svetlana より:

    Great article. And I think it is interesting to learn about Callan method. Thanks a lot !!!!

  7. Maude より:

    I am glad that you completed and was awarded a certificate for your achievement in Callan. Of course contrary to many that quit out of frustration because of the mistakes they make and also because they feel rushed to complete the course. This is helpful to many!! Awesome Article!!

  8. Sarah より:

    Interesting article! Totally agree with the fact that making mistakes at the beginning lead to success. And fear lead to confidence once you master your English.

  9. Vernie より:

    It’s a good thing that you have successfully completed the Callan Method on Native Camp. You presented the Callan Method excellently in this article. It makes it easier for a student to decide. Thank you so much.

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