【初心者】オンライン英会話は何から始めたらいいの？

こんにちは！

英会話講師のTravis（トラヴィス）です。

私のクラスに初心者の方が来られ、「何から、始めたらいいのでしょうか？」と質問されました。

本日は、これに 回答します。

Speaking （スピーキング教材）

ネイティブキャンプの教材であれば、まず、スピーキングをおすすめしています。

実際に、私のクラスでも、スピーキング教材を選択されるビギナーの方は多く、皆、半年後には、かなり流暢に話せるようになっています。

英会話は、「聞く」「話す」の繰り返しですが、「聞く」に関しては、ゆっくり話してもらったり、別の簡単な表現で言って貰ったりすれば、理解できる方がほとんどです。

日本人講師であれば、ビギナーにも分かりやすい表現を選んで問いかけられますので、一先ず、「聞く」は、問題ありません。

次に「話す」で躓（つまず）くのですが、どういった思考で、生徒さんが詰まっているのかも、日本人講師なら、大体、分かります。

そこを、先回りして、日本語と英語でサポートしてあげると、大抵の方は、徐々に話せるようになっていきます。

そうして、「話す」時間を長めに取って、文法的に間違えていても、最初の半年は、無視します。

そこで、正しい表現を示して、言い直してもらうより、そのまま、話し続けてもらうことの方が英会話の訓練としては重要だからです。

ハナシの流れを止めてはなりません。

間違えてもいいんですよ、と断り、どんどん話してもらいます。

テキストの表現で、再現性の高いものは、何度か復唱してもらい、そのまま覚えてもらいます。

もちろん、レッスンが終われば、忘れてしまうでしょう。

でも、それでいいのです。

重要表現、よく使う表現は、何度でも出てきます。

その都度、覚えなおせばいいのです。

最後に、覚えている表現が、必要な頻出表現です。

それ以外は、英会話には不要です。

英検１級合格のためには、無駄に難しい英単語を暗記しなければなりません。

しかし、英会話で、そんな難易度の高い単語を使う必要はありません。

スピーキングのテキストにべったりの授業をする必要もありませんし、模範解答は、イチ解答例に過ぎず、複雑すぎて再現性のない長文は、スキップ（飛ば）します。

「話す」ことに、フォーカスして、反復練習しないと、上達しないためです。

5分間ディスカッション

他に、おすすめできるテキストは、5分間ディスカッションです。

いきなり、フリー・トークだと、話題が途切れてしまいます。

そこで、5分間ディスカッションのように、「お題」を決めて10分～15分くらい、そのトピックについて議論するのです。

こちらもテキストに沿う必要はなく、「お題」さえ もらえば、後は、フリー・トーク的に進めます。

その中で、さまざまな表現を試し、失敗して、言い易い（再現性の高い）言い方を見つけていくのです。

お題は、多岐に渡ります。

「趣味」「映画」「動物」「旅行」「愛」「友情」「夢」「デート」「未来」「恐れ」「養子」…etc.

お題を見るだけでも、ちょっと、空想に耽りながら、わくわくするようなものが多くあります。

また、欧米文化では、当たり前の”adoption”つまり「養子」が目を引きます。

海外では、ごく自然に養子縁組をしますが、日本では、まだまだ一般的ではありません。

かのApple共同創業者のスティーブ・ジョブズも、養子でした。

彼の父母は、大学院生だったので、スティーブを養子に出したのです。

また、ビバリーヒルズ高校白書のスティーブも大富豪の養子という設定です。

欧米では、白人家庭に黒人の子供が混じっているのを目にします。

アフリカ系の子供を養子縁組することが一般的なのです。

そういった、単一民族・島国ニッポンの常識をいい意味で覆す話題もディスカッションを熱くします。

まとめ

初心者でも、臆することなく、スピーキング教材や5分間ディスカッションを選択して、特定トピックに絞って、何とか会話する練習をしてみてください。

英会話は、ある程度時間を費やして練習すると、気付けば、かなり上達しているものです。

それまでに3ヶ月～半年。

その後、じっくりと、文法的な修正に入っていっても遅くありません。

話せる人は、「話す」練習を、徹底的にした人です。

本人がそれを「努力」と感じたか否かは別として、相当量の「話す」訓練をした結果、英語を話せる状態になっているのです。

初心者の方は、英会話をはじめたら、楽せず、無理せず、自分のペースで、たのしみながら進めていってください。

きっと、新しい世界が拓けますから。

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