子供英検

子供英語
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こんにちは!

英会話講師のTravis(トラヴィス)です。

前回は、お勧め英検講師を紹介したので、今回は、子供の英検受検を考察します。

英検の低年齢化

近年は、小学生が英検2級に合格するようになってきました。

いわゆる、英検受検の低年齢化が起こっています。

ここ数十年の間に、日本の英語教育も多様化が進み、現在の60歳代以上の頃とは、全く別物の英語教育になっています。

その結果、分散が大きくなりました。

つまり、英語が話せる人と話せない人の幅が大きくなってきています。

圧倒的に多数を占める英語を話せない人達と、一部の英語を話せる若年層の発生です。

小学生による英検受検のメリット

英検をコントロールしている旺文社にとって、英検は商売です。

少しでも、マーケットを広げたいと考え、低年齢層の取込みを図るべく、従前、3級より下がなかった英検に、新たに、4級、5級を新設しました。

その結果、早い段階から、英検受検を経験し、これに合格する子供たちが出てきました。

幼稚園児で5級、小学生で4級。

ここまでは、子供たちに早期の英語教育を施し、成功体験を積ませるという意味で素晴らしかったと思います。

日本の英語教育の弊害を含むテスト内容には目を瞑って、早期に英語に触れるメリットの方が大きいと思います。

ある年齢を過ぎると、英語耳が作れないという「都市伝説」もある程、発音に関しては、幼児期にスタートすることが望ましいと言えるためです。

但し、個人的には、大人になってからも、発音矯正は可能であり、早期教育に固執する必要はないと考えます。

早期英検受検の弊害

英検の早期受検には、デメリットもあります。

ざっくりと、3級は中学生、準2級および2級は高校生を対象にしています。

そのため、英語能力の他に、中学生、高校生の常識を子供たちがある程度理解したり、中学英語および高校英語の文法を少し理解することが求められるようになります。

せっかく、綺麗な英語を話せるようになってきている子供に、文法を詰め込むことで、ナチュラルな英語表現から、一部、日本の英語教育に引き戻してしまう虞(おそれ)が出てきます。

また、英語とは別の部分で試験内容が大人向けになっています。

大人の一般常識を知らないと、英語能力だけでは、正解に辿り着きにくいのです。

ここで、無理をして、テクニックを駆使して合格させることはできますが、その労力を同じ英語であっても、多読や多聴に向けて、地道に英語の基礎力を養成した方が、後々、成果が出ると考えています。

また、試験に落ちることで、トラウマになったり、英語嫌いになってしまっては、逆効果です。

その人に合った英語学習を!

〇〇ちゃんが2級に合格したから、うちの子も、是非!!という親御さんの気持ちもわかりますが、長い目で見て、その子に合った学習進度で、「学び続ける」ことが大切だと思います。

大人であっても、子供であっても、正解は、ひとつではありませんし、人に依ると思うのです。

特に、子供の場合、親御さんの意向が全てになりがちです。

かといって、放っておくと、子供は、サボることしか考えないケースも多く、だからこそ、周囲の大人がうまくコントロールしてあげる必要があるのです。

個人的には、小学生なら4級、中学生で3級か、せいぜい準2級くらいが妥当だと思います。

高校生になったら、頑張って、2級と準1級まで合格できれば十分でしょう。

何より、英語だけできたところで、英語教師くらいしかなれないので、英語で伝える中身(コンテンツ)を身に付けることに時間を割いて欲しいと思います。

子供の可能性は無限です。

これは、上への振れ幅も、下への振れ幅も、無限ということです。

統計学では分散と言います。

得意分野を上へ振ってあげつつ、苦手分野は、可能な範囲で潰してあげるといいかと思います。

苦手分野潰しに時間をかけ過ぎず、得意分野だけに固執せず、絶妙なバランスが難しいところですので、周囲の大人が、うまくコントロールしてあげると いいのではないでしょうか。

大人でさえ、自分を客観視することは難しいのですから、子供に至っては、無理な話です。

英検ひとつをとってみても、人生のイチ材料ですので、全体から俯瞰して、やり方を考える必要があると考えています。

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