こんにちは!
英会話講師のTravis(トラヴィス)です。
RIZIN28から一夜明け、柔術復活の狼煙と共に、基本技術の大切さを噛みしめたいと思います。
基本への回帰
昨夜の朝倉未来 vs. クレベル・コイケ戦ですが、極めに使われた技術は、柔術家であれば、誰でも知っている「三角締め」です。
非常にオーソドックスな技で、白帯が最初に覚える技のひとつです。
最近では、白帯でもベリンボロなどの複雑な技術を柔術の試合で使っているのを目にしますが、ここは、原点回帰で、トライアングル・チョーク(三角締め)について、解説します。
三角締めは、その名の通り、自分の両脚で三角形を作り、その三角形の中に相手の首と腕を一本入れ込んで、頸動脈を締める技です。三角形を小さくすることで、相手は苦しくなりますが、窒息はしません。頸動脈を流れる血液が止まることで、脳へ供給される酸素が不足し、失神します。
掛けられた場合の対処法は、簡単に言うと、三角形を大きくして、締めにくくすればいいのです。具体的には、片膝を相手の尾骶骨(びていこつ)に当てて座り、首を持ち上げて反りながら、捉えられた腕を肘まで引き抜きます。
基本技術の難しさ
文章にすると、シンプルですが、真の三角締めをできる選手は限られていると思います。私の三角締めも「なんちゃって」三角です。
ベリンボロが流行ると、皆、複雑で見栄えの良い技としてベリンボロばかり練習します。
私も、毎日、左右のベリンボロ・ドリルをすることが日課でした。
柔術には、数千種類の技があると言われており、毎年のように、新たな技が開発され、翌年には、それに対する対処法が研究され、通用しなくなります。
そんな日進月歩の柔術技術の中で、昔からあるオーソドックスな三角締めで試合が決まったことは、新鮮でした。更に、クレベル・コイケと同じボンサイ柔術道場のサトシ・ソウザも、同大会で、やはり、三角締めで一本勝ちを収めています。
かつて、ヒクソン・グレーシーが、いつも腕十字で一本勝ちを収めていたことを思い出します。腕十字にも、返し技はあるのですが、腕十字が来るとわかっていても、その前に、完璧に作られてしまっているので、逃れられません。
複雑な、見栄えのよい技に飛びつきがちですが、自分のできる基本の形を作り上げ、その体制にもっていけば、絶対に負けないという練習をすることが大切です。
MMAではなく、ブラジリアン柔術ルールで言えば、カルペディエム三田の岩崎選手のように、ハーフガードを作れば、必ず、スイープして、勝つという方程式のような感じです。
難易度の高い英単語・英熟語・英語表現
試験では、優劣をつけるために、無駄に難易度の高い英単語がわからないと解けない問題等があります。そのような英単語、英熟語、更には英語表現など、普段の英会話に必要ありません。
そちらに注力していってしまうと、いつまでたっても英語を話せません。
シンプルな表現でいいので、話し続けてみましょう。
最初のうちは、同じ表現ばかりで、稚拙かもしれませんが、日本語を話し始めた幼児期に当たる、こうした期間は必要です。
英会話で、学術的な表現をする必要はありませんし、ネイティブが使うスラングを使いこなす必要もありません。
まずは、普通に話せるようになること。
その後で、ちょっと、がんばって、ネイティブが使う自然な英語表現を加えられると、より良いと思います。
柔術なら、三角締めのような基本動作を磨くことが勝利に繋がるように、英語でも、シンプルな英語表現を練習してストックすることが、大切だと思います。
柔術でも、英語でも、ドリル(繰り返すこと)が大切です。
基本ドリルの先に、別世界が待っています。
コロナが明けたら、近所の柔術道場を覗いてみては、いかがでしょうか。
英語なら、コロナ禍も関係なく、今すぐ、オンライン英会話を試すことができます。
どちらも、始めてから「どうして、もっと早く始めなかったのだろう?」と思う人が多いようです。
合うor合わないは、ありますが、きっと、楽しめると思います。
コメント
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