こんにちは!
英会話講師のTravis(トラヴィス)です。
本日は、英検とTOEICの狭間(はざま)を見ていきます。
英検準1級と英検1級の差
30年前は、英検準1級が無く、1級と2級の間が、大きく空いていました。
2級に合格しても、1級は、あまりにもレベルが高すぎて、すぐに、次の受検準備をする気にはなれない状況です。
そこで、準1級が新設され、この溝を埋めました。
こうして、2級合格者は、速やかに、準1級の受検準備に進むことができるようになりました。
しかし、ふと、気づくのです。
あれ?準1級と1級のレベルって、違いすぎません?と。
そう、準1級は、あくまで、2級の延長線上に位置しているのですが、1級は、ある意味、別次元なのです。
二次面接の試験問題の作り方をみても、3級=>2級=>準1級と、同じ系列ですが、1級では、いきなり、別モノに変わります。
二次面接における2級の3コマ漫画が準1級では、4コマ漫画になり、回答時間が少し増えたというのは、準1級の問題は、単純に、2級の焼き直しで作ったからです。
準1級では、2級には無い文法を盛り込もう!と考えて、仮定法を導入しましたが、これを、システマティックに問うべく、4コマ目の人の気持ちを、何でもかんでも、
I’d be thinking …
と、意味も分からず回答すれば、正解するようになってしまっています。
これは、試験で、大人数を捌くために、仕方のないことです。
しかし、1級は、そんなに甘くありません。
環境問題、時事経済ネタ、教育問題、または宇宙科学等の少し専門的な内容を、英語で、スピーチしなければなりません。
2級と1級の間を埋めるべく登場した準1級でしたが、実は、極めて 2級寄りだったのです。
準1級 => TOEIC => 1級
そこで、よく取られるのが、準1級合格後、英語学習のモチベーション維持のために、一旦、英検はおいておき、TOEICのハイスコアに鞍替えする方法です。
これは、非常に有効です。
なぜなら、1級合格のKEYとなる難しい(普段 使わない)単語を沢山覚えないと、TOEICでハイスコアを達成できないためです。
もちろん、英検の頻出単語とTOEICの頻出単語は、多少異なりますが、被る部分もあるので、学習意欲を維持しつつ、結果を出せるTOEICへの一時避難は、非常に有効です。
ここで、900点くらいを達成して、再び英検1級へ行けば、学習が途切れることなく、努力を続けられます。
試験対策の相違
但し、英検対策とTOEIC対策とは、かなり違います。
特に、TOEICに関しては、真の英語力とは、かなり乖離しており、TOEICスコアで英語力を図ること自体に、問題があるように感じています。
逆に言うと、きちんと対策すれば、TOEICの点数はかなり伸びます。
我流ではなく、プロに頼ることをお勧めします。
その方が、短期間に効果を得られるからです。
そうではなく、英語の実力をつける過程で、TOEICを受検しているという割り切りがあれば、独学で、じっくり時間をかけてスコアアップを図っていけばよいかと思います。
オンライン英会話スクール等も、上手に利用しながら、英検1級合格までの長い道のりで、TOEICを絡めてみては、いかがでしょうか。
英検1級/TOEIC(L&R)960ホルダーの意見も、参考にしてください。
コメント
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