こんにちは!
英会話講師のTravis(トラヴィス)です。
本日は、いつも 英会話学習を勧めている理由についてお伝えします。
英語を学ぶ理由
英語を学ぶ理由は、人それぞれです。
「受験に必要」「留学に必要」「就職/転職に有利」「海外赴任・駐在」「海外旅行」
ひとくちに、「英語」といっても、必要とするスキルは、異なります。
受験なら、「学校英語」
留学なら、「TOEFL」「IELTS」
移住なら、「IELTS」
就職/転職なら、「TOEIC」「英検」
海外赴任・駐在/海外旅行なら、「英会話」
といったトコロでしょうか。
英会話能力は、いずれ必要になる。
でも、ちょっと、待ってください。
留学するのに、TOEFLで良い点数さえ取れば、その後、困りませんか?
移住するのに、IELTSで目標スコアのオーバーオール7.0を達成できれば、その後、海外生活で困りませんか?
就職や転職のためにTOEICでハイスコアを達成すれば、念願の企業に入ってから、困りませんか?
いずれも、困るはずです。
米国留学して、英会話ができなければ、授業にもついていけませんし、楽しいキャンパス・ライフを満喫できないでしょう。
米国移住して、英会話ができなければ、生活に支障を来たします。
就職や転職時にTOEICのハイスコアを手土産に、まんまと入社したものの、実は、英会話ができなければ、仕事で困るでしょう。
つまり、高校・大学受験等を除き、実践的に英語を使う場面があれば、英会話能力は、必須なのです。
日本人ばかりの環境たる、日本の高校・大学に入学するための英語であれば、英会話などできなくても、入学後困ることはないでしょう。
ICU(国際基督教大学)等、一部の大学では、困るかもしれませんが、所詮、国内ですので、何とかなります。
各試験と英会話
TOEICでハイスコアを取得していれば、英会話は、できるに決まっていると思うかもしれません。
残念ながら、両者の間には、あまり相関関係が見られません。
TOEICには、TOEIC用のテクニックがあるため、英語そのものの実力を伸ばすよりも、TOEIC対策に集中した方が、効率的にスコアを伸ばせるためです。
TOEICは、クセが強いのです。
英検もまた、パターン練習をこなすことで、合格します。
IELTSは、対面面接形式で、英会話力を測るので、比較的、正確な英会話力を測定できます。
英検については、パターンと書きましたが、1級だけは、別モノで、IELTS程ではありませんが、面接試験の際、ある程度、正確に英会話能力を測ります。
英検の場合、準1級までは、パターン慣れすることで、英会話能力が低くても合格を勝ち取れます。が、相当の訓練が必要であり、決して簡単ではありません。
どの試験も、正確な能力を測ろうと苦慮しているはずですが、英会話能力自体が、あまりにも広範囲に渡るため、これを、一定時間内に正確に測ることは難しいのです。
同時に、試験ですので、受験生に対して公平でなければならず、同一の能力がある受験生を合格とし、それ以外を不合格とするための基準を置かねばなりません。
こうなると、その基準に当たる部分にフォーカスして、練習すれば、合格点に到達するという、本来あるべきではない状況に陥るのです。
簡単な作業ではないため、英検合格者やTOEICのハイスコア達成者は、間違いなく努力家です。
しかし、そのことと、英会話能力が高いか否かというのは、別問題になります。
合格後
留学・就職・転職・海外勤務といった目標を掲げ、これを達成するために、英語の勉強をして、条件をクリアすることは、大前提ですが、その後、英会話ができないと、躓(つまづ)いてしまいます。
それならば、あらかじめ、英会話練習をしておけばいいのです。
実は、試験対策よりも、簡単です。
試験では、差をつけるために、一般会話で用いないような難しい単語、表現および文法事項を問うてきます。
しかし、一般会話では、極端に難しい単語を用いて、学術的な表現で話すことはありません。
平易な表現で、ベーシックな英単語を用いれば十分です。
個人的には、先に、英会話をできるようになってしまってから、必要に応じて、試験対策をする方が効率的だと思います。
少なくとも、難易度の高い英単語を多く知っていて、高度な文法知識があっても、英語を話せないという不自然な状況に、違和感を覚えます。
英会話は、いずれ必要になる。
そして、練習さえすれば、できるようになる。
そのためには、オンライン英会話スクールが、有効です。
各スクールとも、無料体験クラスを用意しています。
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