こんにちは!
英会話講師のTravis(トラヴィス)です。
本日は、名著「一億人の英文法」を紹介します。
日本人全員 一億人に届けたい。
著者の大西泰斗, ポール・クリス・マクベイ両氏による、悩める日本人全員に届けたい!
そんな 思いが込められた題名です。
私のクラスにも、英文法が大好きで、イレギュラーな英文ばかり見つけては、熱心に質問してくる生徒達がいました。
その都度、説明するのですが、その場で理解して、終わり。
もちろん、全く上達せず、英語は話せずじまい。
このやり方では、一生話せるようには なりません。
反対に、英文法など 意に介さない小学校低学年までの子供たちは、すぐに話せるようになります。
自然な流れの中で、語学を習得しているからだと思います。
ここには、日本の英語教育の問題点が顕著に現れています。
それでは、英文法は無駄なのでしょうか?
そうではありません。
複雑な文章を読み解いたり、英会話のレベルが 上がるにつれて、文法知識は役立ちます。
幼稚園から小学校低学年までであれば、耳で聞いて、フラッシュカードを見て、イメージを言葉にすることを繰り返して、しゃべることを覚えます。
これが自然な言語習得の過程です。
しかしながら、大人になってから、同じ過程を辿れるかと言われれば、多くの人には難しいでしょう。
中学文法をマスターしている人向け
幼児のように、親や先生が言うことを、オウム返しで、真似ることを繰り返すことができれば、大人でも、自然な流れで英語を話せるようになるでしょうが、現実的とは言えません。
反対に、高校生以上であれば、既に、中学3年生までの文法をマスターしているものとして、この知識を土台に、英語を話すことに活かせないか?
そんな視点から生まれた「一億人の英文法」は、日本の英語教育の犠牲になりかけた多くの人たちにとって、救世主となります。
「話すため」に特化したスタンスで「英文法」を捉えるのです。
日本の学校教育で習う「英文法」は、成績の優劣をつける道具 として使われ過ぎました。
いくら英語の成績がよくても、英語を話せないという無駄な努力をさせてきた元凶とも言える「英文法」ですが、折角、英文法の基礎を、ある程度マスターしたのですから、これを無駄にしたくはないでしょう。
新しい切り口で、英文法を説明してくれる本書に導かれることで、従前の文法知識の上に、話すための技術が身に付きます。
反対に、中学英語さえ、全く覚えていない方には、推奨しません。
そういった方には、また、別のアプローチがあります。
中学英語までは、ある程度マスターしていて、これを無駄にせず、英会話を楽しみたいという、日本人に 比較的 多いと思われる層をターゲットに書かれた本です。
「一億人」というより、感覚値で「300万人」くらいが、ターゲット・ユーザーだと思います。
自分が、この層に入っていると思ったら、一読の価値があります。
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一億人の英文法
CDもあるので、隙間時間を有効活用できます。
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二匹目のドジョウを狙った一冊!
英文法に疲れたら、フリートークでリフレッシュ♪
コメント
this will really help student in their grammar thanks so much more blog sir
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