オンライン英会話 ネイティブ編 その2

英会話
この記事は約4分で読めます。

こんにちは!

英会話講師のTravis(トラヴィス)です。

今日は、ネイティブ系オンライン英会話スクールについて、考察したいと思います。

キャンブリー Cambly

ネイティブ講師で有名なキャンブリーですが、非常に評判がいいのです。

キャンブリーの講師に、確認したところ、やはり研修が充実しているようです。デモ・レッスン・ビデオで、学んで、フォロー・アップするといった当たり前のことを実直にこなしているとのことです。

講師になるための選抜試験については、他社同様、基本の4技能(Listening, Speaking, Reading, Writing) を測るだけですが、カリフォルニア州に本拠地を置くので、日系の格安オンライン英会話スクールと異なり、ネイティブと意思疎通を図り、ネイティブが、判断します。

他方で、格安オンライン英会話スクールの多くは、フィリピン人講師がデモ・レッスンをし、時折、日本人バイリンガルが判定するような体制です。

ネイティブが採用試験を受けるのだから、当然、簡単にパスするだろうと思われるかもしれませんが、国籍がネイティブであっても、移民の方が、相当数 ネイティブ講師として在籍していることが多いのです。たとえば、アラブ系の方や、東欧系の方が、イギリスやカナダなどに移民して、二重国籍状態で、家族や親しい友人とは、専ら、本来の母国語でコミュニケーションを取っているケースでは、英語は、ほぼ第二言語です。

この辺りのグレー・ゾーンを、排除できるという意味で、このような当たり前のフィルタリングは、価値があると思われます。

近年では、キャンブリーも非ネイティブ講師を大量雇用して、ネイティブ枠とは別の安価な英会話プランを提供しています。そうした非ネイティブ講師の品質も、こうしたフィルタリングのお陰で非常に高くなるのです。

私自身も、今日は、アフリカのベナン(ナイジェリアの隣)の講師と話したのですが、非常に綺麗な発音で、ほぼネイティブと話しているような感じでした。通常、アフリカ大陸の方々には、独特のアクセントがあります。英語を公用語とする南アフリカ共和国の方でさえ、とても、ネイティブとは思えない、独特のアクセントがあります。しかし、本人たちは、英国発音(British accent)だと、主張するので、そうなのかもしれませんが、わたしには、とても、英国発音とは思えないのです。

南アフリカ共和国には、公用語が3つあり、うち1つが英語というだけで、他に部族ごとの母国語があり、さまざまな言語が入り混じった環境です。

私見では、英語は、英米等のネイティブのものではなく、今や、Universal Language(国際的に用いられる言語)になっており、各国のアクセント(訛り)を含んでいるのは、悪いことではなく、当たり前だという認識です。

とはいえ、コミュニケーションを図れない程に訛っていては 困るので、ある程度の標準化は必要だと思っており、その標準に当たるものが英米発音だと考えています。ただし、イギリスとアメリカで、発音は随分、相違します。

キャンブリーの場合、カリフォルニアに本拠地を持ち、選抜試験や講師のトレーニングを米国西海岸の英語で行っているということは、移民ネイティブ講師や非ネイティブ講師を採用する際のフィルタリング時および採用後の訓練時に、効果を発揮しているのだと思います。

以前の記事でも触れましたが、ネイティブ講師から学ぶことの利点は、「発音」および「自然な英語表現」です。当該2点を、効率的に習得したい方には、ネイティブ講師が適していると思います。

格安オンライン英会話スクールに比べて、高価ですが、目的が「発音改善」および/もしくは「自然な英語表現の習得」であれば、ネイティブ講師のクラスを取ることが効果的でしょう。

ボストン倶楽部

ネイティブ講師をウリにしているオンライン英会話スクールとして、ボストン俱楽部も有名でしょう。こちらは、初級(日本語OK)・中級・上級と分かれていますので、それぞれのレベルに合った講師を選ぶといいでしょう。

しかしながら、ネイティブ講師のレッスンは高価であり、大人ビギナーが受講するには、コスト・パフォーマンスが良いとは思えません。但し、幼児であれば、いわゆる「英語耳」を養うために、ネイティブ講師のレッスンが望ましいと思います。

大人ビギナーであれば、まずは、格安オンライン英会話スクールで、日常会話レベルをマスターした上で、ネイティブ講師のレッスンに進む方が、金銭的負担が少なくて済みます。日常会話レベルであれば、ネイティブ講師のレッスンを受けても、非ネイティブ講師のレッスンを受けても大差ありません。

ボストン俱楽部の講師は全員、外国人に英語を教えるメソッドの資格TESOLを保有していると謳っています。しかし、TESOLは、どちらでもよいでしょう。TESOLを保有していなくても、優れた講師は沢山いますし、TESOLを保有していても、そうでない方も散見されます。TESOL自体、機関によっては、簡単に発行してしまうようで、経験上、講師品質の判断材料として有用とは言い難い状況です。

ご自分の目で、実際に確認することが確実です。

気になる方は、無料体験レッスンを受けてみてください。

それでは、また!

コメント

  1. solomon smart より:

    this is great and nice thanks so much for this wonderful article keep it up sir!

タイトルとURLをコピーしました