こんにちは!
米国公認会計士(U.S.CPA)のTravis(トラヴィス)です。
本日は、採用面接官の目線で、おすすめしたい資格をランキング形式でお伝えします。
第1位:TOEIC(L&R)
まず、第1位から。
これは、もう、圧倒的にTOEIC(L&R)です。
職種を問わず、TOEIC(L&R)の効果は絶大だと思います。
他の記事で、TOEIC(L&R)でハイスコアを取得していても、英語を話せないケースがあるといった趣旨のことを書いており、一見、「否定的」立場に見えるかもしれません。
しかし、TOEIC(L&R)のハイスコアは、就職・転職時に絶大な効果を発揮するため、第1位に挙げざるを得ません。
外資系企業でもない限り、面接で英語力を評価できる人材は、ほとんどいません。
実際のところ、採用時には、全員に決定権があるというより、その会社(部署)のキー・マンに決定権が集中していることが多いのですが、大抵は、英語のできない老人が、そのキー・マンに当たります。
当該老人に歯向かうことは、その会社での昇進ひいては昇給を遅らせることになりかねません。
賢い(あざとい)サラリーマン達は、そんなこと、しません。
会社員に大切な能力は、専門能力だけでなく、政治力なのです。
さて。
そういった老人の多くは、英語にトラウマがあり、英語を話せるだけで、スゴい!と勘違いしますし、TOEIC(L&R)ハイスコア取得者に対して、まるで、アニメ・ヒーローに対する幼児のように手放しで褒め称えます。
更に、新卒採用時には、TOEIC(L&R)スコアの効果は、広く、部署を問いません。
海外事業部のような部門は、もちろん、人事部、総務部、経理部、IT開発部、はたまた営業部門でも、重用されます。
これは、日本の新卒採用がポテンシャル採用であり、これから、専門能力を植え付けていくにあたり、TOEIC(L&R)スコアが良いということは、「地頭が良い」とか「努力を惜しまない性格」といった推定が働くためです。
IELTSやTOEFL等に比べて、受検料も安価であり、コスト・パフォーマンスの良い試験だと思います。
第2位:英検
次に、TOEICと並ぶ2大英語試験の雄(ゆう)「英検」です。
こちらは、日本人が比較的苦手とする「英語を話す」能力についても測定されます。
但し、英検準1級までであれば、ある程度、パターン練習で、合格できます。
現在の英検は、面接官と直接対話をする従来形式と、CBTと呼称されるコンピュータ試験とに分けられます。
多少の相違はあるものの、どちらも、質疑応答パターンが決まっているため、実際には、英会話などできなくても、合格することが可能です。
そして、英検準1級以上であれば、「国際派」扱いを受けることができます。
但し、英検1級となると、難易度が、全く、別次元ですし、面接試験形式も大きく異なりますので、こちらは、本当の実力をつけていく必要があります。
第3位:日商簿記検定2級
最後に、英語試験ではありませんが、英語と相性がよく、努力に見合った、もしくは、要した努力以上の効果を得られる試験として、日商簿記検定が挙げられます。
もちろん、3級でも効果はありますし、1級に合格できれば、更なる恩恵に預かることができますが、最もコスト・パフォーマンスがよく、バランスが取れていると考えられるのは、2級でしょう。
日商簿記検定資格が、経理部および財務部で有用なのは、言うまでもありませんが、他の部門でも、簿記知識は活かせます。そもそも、簿記および会計は、ビジネス・リテラシー(ビジネス言語)ですので、経済活動に関わる以上、どの分野でも役立ちます。
特に、財務諸表を読む能力は、IR部門や企画部門では、必須とも言えるでしょう。
更に、営業部門でも、顧客に節税方法を提案することで、高額商品の販売に結び付くケースがあります。
例えば、土地・マンション販売やアパート経営の提案といった不動産案件、並びにフェラーリ等、高額商品の販売時に、ファイナンス知識は活きてきます。
金融庁は、英文財務諸表の提出を義務化してはいませんが、推奨しており、こうしたディスクロージャー(情報開示)をしている企業一覧を公表していますし、東京証券取引所も、外国人投資家が20%超の状況を勘案して、同ディスクロージャーを推奨しています。
こうした流れが、今後、一層加速していく可能性があり、英語能力と併せて簿記・会計知識を兼ね備えていると、活躍の場が広がるでしょう。
NC(Native Camp)なら、1週間無料体験
DMM英会話なら、2回無料体験
カラン・レッスンなら、QQイングリッシュ
ビジネス英語なら、Bizメイト
外資系転職なら、en world
管理職の転職なら、MS-JAPAN
コメント
Thanks so much for this nice and great article keep it up sir
thanks so much for this interesting article keep it up sir1