こんにちは!
英会話講師のTravis(トラヴィス)です。
本日は、このブログの題名「英語で、あそぼ。」の由来についてお話します。
葉玉匡美 先生
私が影響を受けた人物の一人、「葉玉匡美」さんの15年前のブログ「会社法であそぼ。」をオマージュしました。
その結果、NHK教育番組の「えいごであそぼ」と被ってしまい、SEO的に不利なので、変えようか迷っています。自宅にTVがないため、NHKの番組名など、知りませんでした。
葉玉先生は、東大在学中に司法試験に合格し、某予備校で、司法試験合格者を量産した後、法務省民事局にて、商法の大改正に携わり、2006年に施行された会社法を起草したうちの一人です。
当時、わたしも含め、法務に携わっていた実務担当者たちは、新会社法への対応に苦慮しており、法解釈に悪戦苦闘していました。条文の解釈を誤ると、会社に大損害を与えてしまうからです。そんな中、会社法を書いている本人が、ブログを立ち上げて、立法趣旨から、やさしく解説してくれたのですから、毎日、貪るように読んでいました。
自分でブログを起ち上げる際、「英語で、あそぼ。」というフレーズが、自然に湧き出てきたのは、そうした遠い記憶があったからだと思います。
オリジナルの「会社法であそぼ。」は、今でも、ネット上に残っています。
この「会社法であそぼ。」は、2006年9月に引越をしています。
ライブドアから、ココログへ。
葉玉さんは、引っ越した翌月の2006年10月から、法務省民事局から、東京地検特捜部へ異動しました。
元々、法務省民事局付検事だったので、プロパーの検事に戻ったのです。
なぜ、ライブドア・ブログを辞めたのか。
ライブドア社長 ホリエモンと対峙するためです。
そこまで、ナーバスになる必要もないのですが、ライブドア・ブログを利用していることで、客観性・独立性に疑義を抱かせてしまうことを嫌ったようです。
ホリエモンは、2006年1月に逮捕されており、同年9月に初公判が開かれています。
パレートの法則
経済学を学ぶと、パレートの法則を目にするはずです。
未だに、シンプルなマクロ経済学を齧(かじ)って、経済学専攻です等と恥ずかし気もなく言う方も多いのですが、現代経済学は、マクロ的視点もミクロ経済学的な見方をします。
(いや、わたしは、ばりばりのマル経だという方は、斜め上を行っています。)
ともあれ、(頭の中、お花畑と言われようとも)パレート最適が世界平和をもたらすことは、言うまでもありません。
パレートの法則を、応用した考え方として、「20%の努力で、80%の成果を得られる」というものがあります。
個人的には、この考え方に、賛成です。
ネイティブキャンプのマッキー講師が、ビリギャルを評して、偏差値30から70まで上げるのなんて、簡単なこと。その先、70を80に上げるのが、本当に大変。という趣旨にことをインスタに書いていましたが、その通りだと思います。
20%の努力で、80%のところまでは、到達できるということです。
80%から100%までの、残り20%の成果を得るために、残り80%の努力を要する。
感覚値として、納得できるところです。
なので、何事も、80%くらいを目指すのが、現実的だと思います。
私のクラスを予約してくる初見の生徒さんの多くが「どのようにして、そんなに色々な事で、同時に成果を上げられるのですか?」と質問されます。
上述のように、20%の努力で、80%の成果を得たら、次の分野へ移行しているからです。
多くの人は、成功体験の罠に嵌(はま)ります。
一つの事に成功すると、とことん、突き詰めてしまうのです。
その先、努力に見合わない成果しか得られないにも拘わらず。
株式市場の実証研究を見るまでもなく、CAPM理論を紐解くまでもなく、ポートフォリオ理論は、あらゆる場面で有効です。
リスク分散が、大切なのです。
英語ができるようになったら、その先、ネイティブと同レベルまで、持って行こうとしてしまうと、他に、もっと大切な知識を習得できません。
バイクをうまく乗りこなせるようになったところで、通常、趣味の域を脱することはありません。
クルマ、格闘技、ゴルフ、サーフィンも同様です。
逆に言うと、趣味と割り切ってしまえば、20%の努力で、かなりイイところまで到達できるのです。
それら、点と点が、線として繋がり、本業となることもあるでしょう。
Stay hungry, stay foolish.で、お馴染み、スティーブ・ジョブスの講演を思い出してみてください。
時間という資源を、どのように割り振るかが、重要です。
ひとつ、新しいことを学ぶ時には、何か、ひとつ、捨てる勇気も大切です。
新しいことを始めたからと言って、1日が25時間に伸びて、追加で1時間確保できるわけないのですから、何かを1時間削る必要があるのです。
但し、睡眠時間を削ってはなりません。
効率が低下してしまい、非効率です。
時間の使い方
葉玉さんは、王道的な時間配分方法として、まず、椅子に座って、集中してやらなければならないことの時間を割り出し、その時間を確保することをアドバイスしています。例えば、ナショナル・ジオグラフィックを英文で読むといったことは、隙間時間では難しいので、毎日19時から1時間は机で集中するようにします。反対に、既に覚えている英単語を復習がてら、オーディオで聴くだけであれば、通学・通勤といった移動時間にイヤホンを用いれば可能です。ランチタイムに、サンドイッチを食べながらネイティブキャンプで10分くらいフリートークを楽しむことで、英会話能力のメンテナンスにもなります。
席について勉強する時間を確保したら、後は、細切れにできるものは、1分でも5分でもいいので、細切れにして、24時間の中に突っ込んでしまえばいいのです。
日本人の多くが話せない英語を、話せるようになるには、こうした勉強法が効果的です。
英語だけできても、英語の先生くらいしかできないので、英語と相性の良い、何か、もう一つ、需要のある知識を持つと鉄板です。
パレートの法則に従って、20%の努力で80%の成果を出せば、4割方の努力により、英語が話せるようになるばかりか、専門領域を一つ、持つことができます。その専門領域のことを、日本語はもちろん、英語でも議論できるようになり、活躍できるフィールドは、何倍にも広がります。
経歴だけを見れば、葉玉さんは、スーパーマンのようですが、こうした基本をコツコツ積み上げて成し遂げた凡人のはずです。
ただ、そこまでやり遂げられないのが真の凡人で、積み上げられる人は、違う景色を見ているのだと思います。
葉玉先生をオマージュして、「英語で、あそぼ。」としたものの、真の凡人Travisとしては、SEO対策のため、題名変更も止む無し、と思う今日この頃です。
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コメント
This is so great sir more blogs sir!
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I really love the article sir.Keep it up. Thanks very much for keeping the sprits of those who want to study high and motivated.
Wanna give some claps for this! Thank you Teacher Travis!